『接骨』とは、折れた骨をつないだり、外れた関節を戻したりする、いわゆる『ほねつぎ』の事です。
医学が十分な発達を遂げる以前、骨折、脱臼の処置をする際に頼れるのは施術者の手先の繊細な感覚だけでした。
こうした手術や投薬といった選択肢が存在しなかった時代に、『ほねつぎ』は高度な技術的発展を遂げ、日本独自の伝統医学としてその地位を確立していきました。
この古の『ほねつぎ』の際、用いられた技術を基礎とし発展した治療法を総じて『接骨術』と呼び、あらゆるケガや痛みをその適応としています。
現在、『接骨術』は、その独自の繊細な技術に、現代医学の科学的な要素が加わり、更なる発展を遂げています。
当院接骨科では、この『接骨術』を用いて膝、腰、肩など体の各箇所の痛みやケガに対する治療を行っております。
『接骨術』の適応疾患は幅広く、日常で遭遇するケガや痛みの処置はもちろんの事、なかなか改善がみられない難治性疾患、回復が急がれるスポーツ傷害まで、幅広く対象と致します。
施術者が直接患部に触れる事で、患者様の体が発する細かなサインをしっかりと受け止め、その日その日の症状に合わせて施術を行うのが、当院の施す『接骨術』の特徴です。
様々な手技、そして医療機器も使用しながら、その時々の症状に最適な治療法を選択し提供致しております。
レントゲン撮影が必要な場合も、近隣の医師と連携をとり迅速に対処致します。また、症状に応じて、大学病院はじめ提携先医療機関をご紹介させていただく場合もございますので、まずはお気軽にお越しください。